打ち合わせ開始!!初期間取りの提案と修正依頼内容
とみぃです。
土地の決裁も完了し、いよいよ間取りの打ち合わせが始まりました。
本日は我が家の初期の間取りと打ち合わせ内容についてご紹介していこうと思います。
なお、セキュリティ上の観点から我が家の間取りはいくつか本物から変更を加えた私の手作り図面となっています。
重要なポイントについては反映していますが実際の間取りとは若干違うことをご承知おきください。
▪️結論:初期間取りはこちら
では実際の間取りを紹介しましょう。
1F
2F
建築総面積は30坪です。
図面を作成してもらう前に我々から要望したことは
・吹き抜けを設けて採光
・土間収納
・指定したサイズの駐車場2台分
他にも細かい要望はありましたが、この記事ではこちらの4点についてご説明しようと思います。
▪️吹き抜けについて
我が家は東側通路の土地で西南北が家に囲まれています。
しかも南の家はかなり我が家ギリギリに家が立っており(おそらく法定ギリギリか少し余裕があるくらい)で西側については擁壁の上に建っています。
つまり昼以降に自然光が入るのはかなり厳しいと予測できます。
そのため吹き抜けを作って明かりを採る必要がありました。
吹き抜けは一長一短です。特に限られた土地の中でせっかくの面積を吹き抜けに割いてしまうとどこかを小さくするしかありません。
我が家の場合は2階の客間を小さくすることで対応しました。
ここは悩みましたが人が泊まりにくるのは家族連れでくるのはまだ我が家の子供が小さく子供部屋を使う前だと考え、客間を使うのは私の友人の独身勢か夫婦で泊まりにきた友人が来たときくらいと割り切りました。
3.5帖でもギリギリセミダブルくらいのマットはひくことができそうでしたのでそれで手を打ちました。
実際にどうだったかは実際に家が建ってから検証してみたいと思います。
▪️土間収納
我が家の趣味の一つはキャンプです。
キャンプ道具は基本汚れ物なのでできるだけ家の中の収納にしまいたくないものも多くあります。
そのため外に物置を設ける予定なのですがテントやタープなどの布系の道具は高温多湿になる場所に置いておくと劣化してしまうため、家の中に置くしかありません。
汚れ物かつ家の中に置くことが必要なものを土間収納に置くことになります。
他にも冬場のコートなど、使用頻度の高いものや電動自転車の充電などはここで実施する予定にしているため、土間収納は充実させたいという要望を出していました。
設計士さんも要望を汲んでくれ、土間収納を計画してくれたのですが我々としてはもう少し収納量が欲しい。
しかしこれ以上延長すると扉が入り口近くまで伸びてきてしまい使い勝手が悪い。
そこで扉をやめてロールスクリーンを設置することでデッドスペースをできるだけ小さくするように検討しました。
注意すべきはロールスクリーンは一条工務店で取り扱いがなく、施主の方で引き渡し後に設定する必要があることです。
水平をとってちゃんと設置できるのか、不器用な私がどこまでできたのかもこのブログでご紹介しようと思います。
▪️駐車場について
よくYoutuberなどは家と外構はセットで考えろと言ったりします。
その理由の多くは外構予算がどんどん無くなってしまうので最初からその外構でやりたいことを見越して予算を計画せよとのことです。
ただし、私は別の視点でも最初から外構を考える必要があると思っています。
それは「駐車場」です。
家の間取りを考える時は土地のどこに家を配置するかもセットで考える必要があります。
例えば法定ギリギリまで家を土地に寄せると屋根や外壁の塗装の際に足場が組めなくなる可能性があるなど、将来を見越して配置する必要があります。
が、ハウスメーカーの設計者は家の専門家であり外構の専門家でも車の専門家でもありません。
人によっては駐車場にどのくらいスペースを割けばいいかを考えずに家を配置してしまい、車の出し入れが非常に不便になる可能性があります。
なのでやるべきことは「乗っている(もしくはこれから乗りたい)車のサイズ」と「乗り降りするのに十分な余白」の両方を伝えることです。
車のサイズは公式HPの主要諸元と言うページに行けば記載があります。
例えばトヨタ ハリヤーを例にすると以下のような記載があります。
出典:トヨタ自動車株式会社ホームページより抜粋
この全長×全幅×全高が車のサイズです。
私はここに左右後方に600mm程度の余裕を持たせるように要望を出しました。
まず横方向は人が乗り降りする上で最低必要な幅が600mmです。
600mmがどの程度かわからない人は一度自分が乗り降りした時の扉の開いた位置がボディからどれくらい離れているかを確認してみるといいでしょう。
土地の広さに余裕のない人は運転席側が600mm, 助手席側が200mmでもいいかもしれません。
土地の広さに応じて臨機応変にするといいと思います。
後ろについてもハッチバックタイプの後ろの扉が問題なく開けられる幅が概ね600mm程度であるため、そのくらいを目安にするといいと思います。
もちろん荷物の出し入れに余裕を持たせたいならもう少し広くとった方がいいですし、セダンタイプならもっと少なくてもいいかもしれません。
いずれにせよ家と車の使い勝手のバランスを見て、最初から要望を入れておかないと後から駐車場が狭かった、となった時に大幅な手戻りが発生することになります。
▪️一条工務店の打ち合わせの流れ
一条工務店の標準の流れでは、まず仮の工事予定を押さえ、そこに向かって概ね5回の打ち合わせを実施します。
1, 2回目が基本的な図面の打ち合わせ、3回目が仕様の打ち合わせ、4回目が電気照明、5回目が最終仕様確認です。
図面は3回目以降も修正することは可能ですが、設備仕様との齟齬が発生する可能性があるため、大きな部分は1回目と2回目の打ち合わせで潰し込んだ方がいいでしょう。
我々は先ほどの土間収納の部分以外に主寝室と子供部屋の位置変更をお願いしました。
子供部屋は子供が独立するまでしか使用しないことを考えると、南側は主寝室にしておきたいという思いがあったからです。
他にも細かい変更点をいくつか伝え、1回目の打ち合わせは終了です。
この図面をCADで起こし、構造計算を実施していきます。
さて、構造計算の結果どのような形になったのかはまた次の記事でお伝えできればと思います。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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